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投資対象ファンドの運用戦略に関する注意事項
- 個別銘柄について:本ファンドに関連する資料に記載した個別銘柄に関する情報は、オービス・ファンドの運用に関してオービス社が行った投資判断の理由を説明すること、また資料の作成日時点・又は資料中に記載された特定の基準日時点におけるオービス社の見解を示すために記載されています。特定の有価証券・金融商品の取引を推奨するものではなく、お客さまに対する投資助言を提供するものでもありません。また、オービス社の見解は、特定の時点における特定の状況を前提とするもので、その後制約なく変更、撤回する場合があります。
- 運用戦略の運用成績:運用戦略のグロス(運用報酬控除前)運用成績は、同一の運用戦略により運用される全てのポートフォリオの資産額を加重平均し、オービス社の合理的な推測により算出されています。運用戦略のネット(運用報酬控除後)運用成績は、グロス運用成績に対し、資料中に明記の特定の運用報酬スケール(シェアクラス毎に適用されるもの)を適用したもので、当該ファンドに実際に投資をした投資家が実際に経験する運用成績を示すものではありません。
- 本ファンドに関連する資料に記載のオービス・ジャパン・エクイティ戦略への投資にあっては、非居住者に対する日本の所得税法等に基づく上場株式等の配当等への課税が、運用のパフォーマンスに影響します。
本ファンドに関連する資料に記載の投資信託が投資対象とするファンドは、ルクセンブルク籍外国証券投資法人のオービスSICAVジャパン・エクイティ・ファンド(以下「ジャパン・ファンド」といいます)です。ジャパン・ファンドは、投資資産の運用として、日本の上場株式等の売買および保有を行います。
ジャパン・ファンドは、その保有する日本の上場株式等について配当等の支払いを受けることがあります。この際、日本の所得税法に従い、非居住者であるジャパン・ファンドが支払いを受ける日本の上場株式等の配当等について15.315%の税率で所得税(復興特別所得税含む、以下同じ)が源泉徴収されます。この点は、日本の投資信託が、その直接に保有する日本の上場株式等について支払いを受ける配当等(通例、所得税法に従い非課税所得として扱われる)と異なります。
ジャパン・ファンドでは、所得税の源泉徴収がなされた後の配当等が純資産に受け入れられ、基準価額に反映されます。
したがって、配当等の満額を純資産に受入れ、基準価額に反映する日本の投資信託と比較して、配当等に係る源泉所得税相当額の分だけ、運用パフォーマンスが劣後します。 [具体例]
- 投資銘柄:日本上場株式・配当利回り3%
- 日本の投資信託が直接に投資した場合:配当の満額である3%(元本比)を収受して純資産に含める
- ジャパン・ファンドが投資した場合:3%(元本比)の配当についての源泉所得税(元本比約0.46%)が控除された後の約2.54%(元本比)を収受して純資産に含める
なお、ジャパン・ファンドが支払いを受ける配当等について源泉徴収がなされた所得税相当額については、その全部又は一部について、ジャパン・ファンドおよびジャパン・ファンドの投資家のいずれにおいても外国税額控除による還付を受けることができません。ジャパン・ファンドの投資家が日本の投資信託である場合、当該投資信託の投資家においても同様です。
ジャパン・ファンドに投資をする投資信託に対し、個人が特定口座又は一般口座において投資をする場合、取引の内容に応じて配当所得又は譲渡所得に対して所得税が課せられます。これらの所得税は、ジャパン・ファンドが支払いを受ける配当等への源泉徴収とは別個に課せられます。また、ジャパン・ファンドに投資をする投資信託を対象に、少額投資非課税制度(NISA)により投資をする場合など、当該投資信託への投資により生ずる所得が非課税とされる場合であっても、依然としてジャパン・ファンドが支払いを受ける配当等について所得税の源泉徴収が生じます。