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No.584 AIと付き合えていますか? ― AIの活用 ③―
今週の一句
"AIに 計算力では 敵わずと 人ならではと AIに聞く"
今や、AIの話題を聞かない日はほとんど無いのではと思います。それほどに仕事を進める上でAIの活用は必須となりつつあります。では、実際に自分の会社ではどれくらい活用されているかと問うと、まだまだ緒についたばかりと言えるのではないでしょうか。そもそも何のためにAIを活用するのかが定まらないところもあるでしょう。まずはAIの活用を自分事とすることが大切だと思います。
『AIは人の仕事を奪う』という言われ方をされることがあります。この言葉は、AIによって効率化されてしまうと自分たちの非効率な仕事が取って代わられるという解釈かと思います。確かに、データ分析力、情報処理能力は、AIが人より大量にかつ瞬時に実行することが出来ることがわかりました。では、人は何をしたら良いのでしょうか。データ処理から分析までが終わり、次の提案までAIが行ってくれたとしても、そこからの実践について判断することは人の役割だと思います。実践に移すためには、顧客や社会に説明して納得してもらうことが出来るか、その信頼性がカギを握ります。そもそもここまで来るためには、会社の中ですぐにAIを使うという前に、部分的な実験から始めて、成果と失敗から学びながら全社への拡大を進めていくことが重要でしょう。特にAIの持つ課題であるブラックボックスの技術の透明性についてもどのように検証できるのかを把握しなければなりません。
ポイントは、AIをパートナーのひとりとして活用できるかにかかっています。AIは万能ではありません。AIに任せる領域と人が強みを発揮できる領域を認識していくことが重要なのです。少なくともAIは、人の創造性・倫理的判断・最終責任を代替することはできないのです。今年2025年の干支「乙巳(きのとみ)」のように、会社が「再生や変化を繰り返しながら柔軟に発展していく」ことを目指すためにも、AIの活用は必須なのだと考えます。
一般的なAIと人間の役割

出所:各種情報を基にあおぞら投信が作成。