マーケットの見方

No.493 今年の現場力の変化

今週の一句

"ウサギ年 跳ねる準備を 怠らず 日々重ねるは 地道な鍛錬"

年初に自らの課題として『現場での課題のキーワードは付加価値の向上ということです。(中略)他人事ではなく、自分事として個が成長する場を作ること、そして世の中の変化に対して、個とチームが柔軟性(フレキシビリティ)を持ちつつ、かつ、強靭性(レジリエンス)を高めていくこと』を掲げました。実際には付加価値の向上は簡単なことではないと痛切に感じる日々となっています。

これまでの日本の“モノ作り”に関しては、カイゼン(改善)が大きな現場力となってきました。ただ、今日の変化のスピードは速く、新たなトレンドに対しては先行するどころか、振り落とされないようにすることに必死です。そのような環境下での現場力は、これまでとは異なる発想を取り入れることが必須なのだと思います。すなわち、国内では「経済改革が必要だ」というかけ声は30年間続けられて来ましたが、これからの改革は、草の根の改革こそが力を得ていくのではないかと感じています。経済の変化は、個々人と各企業がいかに歩んでいくかによって決まります。もちろん、国の施策も経済の変化を起こす大きな要素ではありますが、具体的な経済行動そのものは、個人と企業という経済主体が決めることなのです。だからこそ多様な主体がそれぞれにフレキシビリティを持ちつつ、レジリエンスを高めて前に進んで行くことが大きな力となるのです。今年の干支は、癸卯(みずのとう、十干の「癸(みずのと)」と十二支の「卯(う)」の組み合わせ)でした。これまでの努力が実を結び、勢いよく成長し飛躍する年と言われています。今年はあとわずかで終わりますが、また新しい甲辰(きのえたつ)の年に向けて少しでも前向きな発想をもって年の瀬を過ごしたいと考えます。

日本の就業者数の推移(1950年~2022年) 

出所:総務省 統計局 「労働力調査」よりあおぞら投信が作成。

一覧に戻る

本コラムは、情報の提供を目的としており、何らかの行動を勧誘するものではありません。また、営利・商業目的の利用は一切行っておらず、広告収入や販売目的のコンテンツではありません。
本コラムは信頼できると思われる情報に基づいて作成されていますが、当社はその正確性、完全性を保証するものではありません。記載の情報は作成日現在のものです。ここに示された意見などは、本コラム作成日現在の当社の見解であり、事前の予告なしに変更される事もあります。投資信託の取得に当たっては、投資信託説明書(交付目論見書)等の内容を必ずご確認の上、ご自身でご判断ください。