
大学生の課外活動事情(前編)
こんにちは!Sophia Start-up Club代表の田口祐希です。あおぞら投信さんとコラボさせていただいてのコラムの執筆も、早いもので5ヶ月目に突入しました。これまでは、1つのテーマについて担当者1人が書くというスタイルをとっていましたが、今回は、様々な経験をしているメンバーの実例も紹介したコラムを前後編でお届けしたいと思います。
学生の本分は学業とも言われますが、大学生ともなるとそれだけでは終わりません。比較的時間の自由がある大学生にとって、部活、サークル、アルバイト、ボランティア、留学、習い事など、課外活動の選択肢は多岐にわたります。特に最近は、大学生の中で長期のインターンシップに参加する学生が増えてきているようです。今なぜインターンが学生たちに人気なのか、またどんな魅力があるのか。今回のコラムでは、前編で部活やサークル、アルバイトなどのこれまでの選択肢を紹介し、後編でインターンシップについて学生視点で深掘りしていきます。読者の皆さまは、当時何に熱中していたのか、ご自身の学生時代を振り返り、比較しながら読んでいただけると幸いです。
それでは早速、①部活、②サークル、③アルバイトの選択肢について、それぞれのメリットやデメリットについて振り返ってみたいと思います。
①部活
体育会の部活に所属する学生は、努力経験やコミュニケーション能力の点で好意的な印象を企業に与えられる傾向があるのではないでしょうか。またサークルよりも部員同士の結びつきが強く、部活の縦のネットワークを用いた各方面との人脈に繋がる場合もあります。部活によっては企業がスポンサーになっている団体もあるようです。一方で、練習や試合などで拘束時間が長い場合もあります。コミュニティが密なこともあり、村社会的な側面もあるかもしれません。
②サークル
サークルは気軽に所属できることから、ニッチな領域に特化した団体が多いことが一番の特徴です。おそらく大学生にとって最もメジャーな選択肢なのではないでしょうか。自分と共通の趣味を持った友人を探すことができるほか、部活に比べオープンなコミュニティであるため気軽に参加できることもサークルの大きなメリットです。またインカレの団体では、他大学の学生とも交流することができます。一方で、デメリットとしては、気軽さがゆえに団体数がとても多く玉石混交です。また、サークルによっては、部活に比べてメンバー間の関わりが弱くなりやすい一面もあるかもしれません。
③アルバイト
令和2年時の日本学生支援機構の調査によると、大学生でアルバイトを行っている割合は実に80.7%に上るそうです。そのため非常にメジャーな選択肢であると言えます。社会人や他大学の同僚など、学校とは異なる人間関係を築くこともできます。またアルバイトを通して様々な職種や業界に触れることで、自身の進路を決める一助になるのではないでしょうか。
前編では、①部活、②サークル、③アルバイトという選択肢について振り返ってみました。後編は、インターンについて僕だけでなく他のメンバーの経験も含めたコラムになっておりますので、お楽しみに。